外国人による円建て債券の急増とドル供給の減少が認識され、円資金を米国通貨に交換するコストが上昇している。
ドル/円の3カ月ベーシススワップは木曜、マイナス53.5ベーシスポイントに低下したが、これは2023年11月以来の水準で、ドル資金を得るために円を利用する投資家は日本の金利の大幅な割引を受け入れなければならなかった。今週は5年スワップ契約が約2カ月ぶりの安値に下落した。
みずほ証券のチーフデスクストラテジスト、大森章樹氏によると、ドル不足で短期ベーシススワップが減少する一方、サムライ債の発行増が長期スワップに影響を与えたという。