有害な温室効果ガスを抑制する圧力が世界的に高まる中、日本の電力会社と商社22社が、購買力を活用して液化天然ガスのサプライチェーンからのメタン排出を抑制することを目的とした取り組みに参加している。
ブルームバーグ・ニュースが入手した同団体の報告書のコピーによると、ネットゼロに向けたLNG排出削減連合に参加する企業には、日本の大手電力会社すべてに加え、三菱商事や三井物産などの商社も含まれている。
CLEANパートナーシップは、個々のLNGプロジェクトからのメタン排出に関するデータを収集するために、国の支援を受けた金属・エネルギー安全保障機構と協力して、Jeraと韓国ガスによって昨年東京で開始された。同グループの拡大により、米国からオーストラリアまでの主要なLNG供給業者に対し、サプライチェーンからのメタン排出量を削減するよう圧力が高まる可能性がある。
