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日本、紛争下のレバノンから自衛隊機で16人を避難

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イスラエルとイランが支援するヒズボラとの間の紛争が激化する中、金曜日、航空自衛隊機がレバノンから隣国ヨルダンへ16人を避難させたと日本政府が発表した。

C-2輸送機は木曜朝、鳥取県の空自基地を出発後、中谷元防衛大臣からの邦人退避命令を受けてヨルダンで待機していた。

防衛省によると、避難者には日本人11人のほか、外国生まれの家族1人、フランス人4人が含まれていた。

外務省は、イスラエルとヒズボラの紛争が激化した当時、レバノンには約50人の邦人がいたと述べた。

2018年10月に撮影された資料写真には航空自衛隊のC-2輸送機が写っている。 (共同)

2人はすでに政府が手配したチャーター船で出国し、木曜日にキプロスに到着した。

レバノンの状況はここ数日悪化しており、イスラエル軍は火曜日、2006年以来初のレバノン地上侵攻でヒズボラに対する限定的な地上作戦を開始した。

これは、ヒズボラ指導者ハッサン・ナスララ氏を殺害したと伝えられるベイルートでのイスラエル軍の空爆と一連の標的型爆発に続くものであった。

イランは報復として火曜日、イスラエルに弾道ミサイルを発射した。

先週の金曜日、当時の木原実防衛大臣は空自に対し、避難任務の可能性がある場合には同機を派遣するよう指示した。

日本は、1年前のパレスチナ過激派組織ハマスによる同国への奇襲攻撃後のイスラエルからの2回を含む、海外の困難な地域から自国民を空輸する作戦を8回実施している。


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