原告は数十年にわたる入院に対する補償を拒否した

東京地方裁判所は火曜日、精神科病棟への数十年にわたる強制入院は政府が精神医療法改正を怠ったためであるとして、男性が起こした損害賠償を求めた訴訟を棄却した。

統合失調症と診断されている原告の伊藤時雄さんは、40年近い強制入院を強いられ精神的ダメージを受けたと主張した。

2020年、国会議員や厚生大臣が精神医療関連の法律や政策の改正を怠ったとして、政府を相手に3,300万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。