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自民党の石破氏、分裂した与党の幹部に退役軍人や元首相を選出

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日本の新与党党首の石破茂氏は月曜日、熾烈を極めた大統領選挙を受けて、幹部ポストにベテラン議員を選出した。

象徴的な動きとして、同じ自民党議員の支持拡大という課題に直面している石破氏は、麻生太郎氏を顧問に、菅義偉氏を副総裁という2人の有力な元首相を任命した。

2024年9月30日、東京の自民党本部に到着した森山裕氏(共同通信)

自民党の政策決定総務会長を務め、国対委員長を最も長く務めた森山裕氏が党ナンバー2の幹事長に就任した。政調会長には小野寺五典元防衛相が就任する。

森山氏は金曜日の総裁選挙で火曜日の国会で次期首相に選出される予定の石破氏を支持した。森山氏は自民党内の調整官としての経験と幅広い人脈で知られる。

長年の支持者である小野寺氏は石破氏と同じく防衛政策の専門家である。

10月27日告示の次期総選挙に向け、石破氏は国民人気を頼りに総裁選に立候補した小泉進次郎氏に選挙対策本部長を要請した。

党首選では唯一残った党内派閥を率いる麻生氏が決選投票で高市早苗経済安全保障担当相を支持したとみられている。

2024年9月30日、東京の党本部で撮影された自民党新党首の石破茂氏(共同通信)

菅氏は依然として自民党議員に対して大きな影響力を持っている。同氏は現職の岸田文雄氏に先立ち、2020年から2021年まで首相を務めた。菅氏は、在任期間が最も長い安倍晋三首相の下で政府最高報道官を務めた。

新執行部の陣容は、総裁選に史上最多の9人が立候補し、党が複数のグループに分裂したことを受けて、自民党を結束させようとする石破氏の試みを反映している。

高市氏は総務会長就任を求める石破氏の要請を拒否し、もう一人の候補者である元経済安全保障相の小林隆之氏は広報部長就任の申し出を断り、党を団結させようとする党首の努力に悪影響を及ぼした。

麻生派の鈴木俊一財務相が自民党総務会長に就任した。


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