今年の日本かぼちゃ計量選手権大会が今月初め、香川県の小豆島で開催され、千葉県出身の434.6キロの巨獣が優勝した。
全国9都道府県から計40個のかぼちゃが届きました。優勝した千葉県出身の農家鈴木禎一さんは、秋にカリフォルニアで開催される世界選手権カボチャ計量大会への出場権を確保した。
香川県小豆島で行われた日本かぼちゃ計量選手権で優勝し、434.6キロのかぼちゃを手に祝う鈴木禎一さん。
会場には、重さ数百キロもある大きなカボチャから、形や色にこだわった小さなカボチャまで、県大会で上位にランクインしたさまざまなカボチャが並びました。
巨大なカボチャはフォークリフトで持ち上げられ、一つ一つ丁寧に秤に乗せられて計量されました。
鈴木さんはカボチャ栽培13年目だが、全国大会への出場は初めて。
農家は、今年土をひっくり返すときにさらに深く掘り、堆肥の層を厚くしたと語った。今年の夏の猛暑からカボチャを守るため、編み目の細かい日よけを設置し、例年よりも扇風機を効果的に使用した。
その結果、直径約430センチ、高さ約72センチのチャンピオンカボチャが誕生した。
鈴木さんは「正直、とてもうれしいです」と語った。 「土壌改良の方法を丁寧に教えてくださった恩師と、サポートしてくれた家族に感謝します。」
「課題を乗り越えて、さらに大きなカボチャを育てていきたい」と話した。
一方、小豆島の地元農家、平井清さんは島で最も重いカボチャ338.9キロを生産し、初めて300キロのマークを超えた。
平井さんは「これもひとえに農園で栽培管理に尽力してくれたスタッフのおかげ。(300キロ)の壁を突破できたので、これを機に小豆島が盛り上がればいい」と話した。
栽培を手伝った中洋一さんは「土づくりの大切さを改めて感じた。これからもカボチャ作りに励みたい」と話した。
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