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2024年7月4日 12時55分(日本時間)
ニューヨーク(AP通信) — オールスターゲーム4試合連続で指名打者で先発に選ばれた初の選手となった大谷翔平。7月16日にテキサス州アーリントンで行われる試合のラインナップが水曜日に発表された。昨年から引き続き出場したのはニューヨーク・ヤンキースの外野手アーロン・ジャッジの2人のみ。
フィラデルフィアは、ファン投票により、足の負傷のため出場が不透明な一塁手ブライス・ハーパーとともに、遊撃手トレイ・ターナーと三塁手アレック・ボームが先発に選ばれたため、ナショナル・リーグの内野手4人のうち3人を獲得できる可能性がある。
メジャーリーグ機構は、ファン投票が再開された1970年以降、各リーグで先発投手に再選された選手が1人だけとなったのは初めてだと発表した。
6チームにそれぞれ2人の先発投手がいる。ヤンキースの外野手フアン・ソトは先週選出されたジャッジとともに選出された。ジャッジは第1ラウンドの投票で各リーグから最多得票者となったハーパーとともに選出された。第2ラウンドは日曜日から水曜日まで行われた。
ボルチモアの捕手アドリー・ルッチマンと遊撃手ガンナー・ヘンダーソンが選出されたほか、ヒューストンの二塁手ホセ・アルトゥーベと指名打者ヨルダン・アルバレス、クリーブランドの三塁手ホセ・ラミレスと外野手スティーブン・クワン、サンディエゴの外野手ジュリクソン・プロファーとフェルナンド・タティス・ジュニア、ミルウォーキーの捕手ウィリアム・コントレラスと外野手クリスチャン・イエリッチも選出された。
トロントの一塁手ウラジミール・ゲレーロ・ジュニアとアリゾナの二塁手ケテル・マルテも選出された。
フィラデルフィアが最後に内野手3人を選出したのは、1982年のピート・ローズ、マイク・シュミット、マニー・トリロの3人だった。ハーパーは左ハムストリングの張りのため6月28日に故障者リストに入ったが、オールスター戦前には復帰できる可能性がある。
タティスは右大腿骨のストレス反応のため6月21日以降プレーしておらず、オールスターブレイク後も欠場する可能性がある。
投手と控え選手は日曜日に発表される。
大谷は4年連続でオールスターに選出されているが、ロサンゼルス・エンゼルスを離れ、ドジャースと記録的な10年7億ドルの契約を結んでからは初めての選出だ。2021年から2023年まで前例のない2ウェイオールスターだったが、肘の再建手術から回復中のため今シーズンは登板していない。
デビッド・オルティスは2011年から2013年まで3回連続でオールスターゲームでDHとして先発出場した。
アルトゥーベはオールスターに9度目の出場、先発としては6度目、ラミレスは6度目の選出、先発としては3度目、ゲレーロは通算4度目、先発としては3度目の選出となった。
アルバレス、ボーム、コントレラス、ヘンダーソン、クワン、プロファー、ルッチマン、ソトら8人が初先発。ソトは4度目のオールスター出場で、ア・リーグでは初出場となる。
「とても意味のあることだ。とても努力してきた」とソトはヤンキースタジアムで語った。「一生懸命頑張ってきた。ようやく初先発ができたので、とてもうれしい」
昨年シアトルで行われた試合では、二塁手のマーカス・セミエン、遊撃手のコーリー・シーガー、三塁手のジョシュ・ジャン、捕手のジョナ・ハイムの4人が先発していたが、ホストチームのレンジャーズからは先発選手に選ばれなかった。
プロファーはメジャーリーグ11年目で初めてオールスターに選出された。春季トレーニング開始から1週間までフリーエージェント市場に残っていたが、その後パドレスと1年100万ドルの契約を結んだ。
ナショナルリーグの投票では、タティス(15.36%)がドジャースのテオスカー・エルナンデス(15.26%)とフィリーズのブランドン・マーシュ(14.73%)を僅差で抑え、外野手3位の座を争った。ターナーは負傷中のドジャースの遊撃手ムーキー・ベッツを51対49%で破った。
ア・リーグでは、アルバレスはDHでボルチモアのライアン・オハーンを52対48%で破り、クワンはオリオールズのアンソニー・サンタンダーを28対26%で破って外野の最後の1枠を獲得した。
6月5日から27日までの第1回投票では、ゲレーロはボルチモアのライアン・マウントキャッスルに遅れをとり、ヘルナンデスはタティスに勝ち、ベッツはターナーに先行した。
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