東京9月26日(日本のニュース厚生労働省は、医療インフラの強化が必要だとして、国内初となる経口中絶薬の診療所での使用に関する議論を延期した。
昨年4月に中絶薬として承認された経口中絶薬「メフィーゴパック」は、現在、患者を受け入れられる施設での投与が義務付けられている。
市販後の調査で一定の安全性が確認されたことを受け、厚生労働省は入院施設のない診療所での使用を検討していた。先月、この提案が専門委員会で承認された。
しかし、この計画に対し、日本産婦人科医会は、診療所の研修や医療機関との連携など、医療体制の必要な準備が整っていないとして、厚労省に意見書を提出した。
これを受けて保健省は25日の審議会で、専門委員会でのさらなる議論を通じて入院施設のない診療所でのピル使用を再検討すると発表した。
専門委員会の結論がこのように再検討されるのは異例だと考えられる。
厚生労働省は「必要な女性が薬を入手しやすい体制を早急に構築したい」としている。
ソース: アン