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小野里が豊昇龍を破り、2度目の天皇杯優勝

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土曜の大相撲秋場所では、勢いに乗るスター、小野里が大関豊昇龍を圧倒し、前日を残して2度目の優勝を決めた。

両国国技館での最終日前日に2勝のリードを保ってスタートした24歳の関脇は、モンゴル生まれの力士を押し出して13勝1敗と無敵の成績を上げ、大関昇進を事実上確実にした。

大相撲秋場所14日目、小野里関(右)が豊昇龍関を破った。2024年9月21日、東京・両国国技館にて。(共同)

他の4人の力士、霧島、若隆景、高安、錦木は14日目を10勝3敗で迎え、優勝の望みをつなぐためには小野里が負ける必要があった。

身長192センチ、体重182キロの小野里は、最初は出遅れたが、平静を保ち、強烈な突進を繰り出し、豊昇龍(7勝7敗)に一気に突き落とされる隙を与えなかった。

「まだ1日残っていますが、14日目に勝利を確定させることができ、本当に嬉しいです」と小野里は語った。「スタートのタイミングを少し間違えましたが(フライングスタート)、試合の入り方が重要でした。私は一つのことだけを考え、真っ向から戦いました。」

大相撲秋場所14日目、小野里(カメラに向かって)が豊昇龍を押し出す。2024年9月21日、東京・両国国技館。(共同)

小野里は、大関昇進の非公式基準である3場所連続33勝を超え、わずか9場所で記録的な速さで2番目に高い地位に到達する見込みだ。5月の初優勝した天皇杯も記録的な速さで獲得した。

関脇霧島(11勝3敗)は先に、突き落としで元大関同士の戦いに勝ち、前頭15番高安(10勝4敗)の優勝の望みを絶った。

15日間の場所で小野里に唯一勝利した前頭7番若隆景(11勝3敗)は、小結大栄翔(8勝6敗)との熱戦を制し、前頭13番錦木(11勝3敗)は前頭2番王鵬(8勝6敗)を力で圧倒した。

大関琴桜は、不振が続く関脇阿比(4勝10敗)を押し出して8勝6敗で勝ち越した。

幕内以外では、注目株の武富士が12勝2敗の成績で十両の優勝を決めた。青森県出身の武富士は初舞台となる3月場所で優勝して話題を呼んだが、その後、怪我で戦線離脱し、順位を急落した。


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