ペンシルベニア州の閉鎖されたスリーマイル島原子力発電所の所有者は、同発電所の復活に16億ドルを投資し、人工知能ブームの原動力となるデータセンター向けの炭素排出ゼロの電力を求めるテクノロジー大手マイクロソフトに全出力を売却することに同意した。
米国最大の原子炉運営会社コンステレーション・エナジーは金曜日の声明で、スリーマイル島原発が2028年に再稼働すると予想している。同原発の2基ある原子炉のうち1基は、米国史上最悪の原発事故を受けてほぼ半世紀前に永久閉鎖されたが、コンステレーションは、経済的に競争力がないため2019年に閉鎖されたもう1基の原子炉を再稼働させる計画だ。
コンステレーション・エナジーの株価は金曜日に過去最高の22％上昇した。
