ソウル –
韓国の東アジア研究院が木曜日に実施した調査によると、韓国人の約42％が日本に対して良い印象を持っていることが分かった。
民間シンクタンクによると、日本に好印象を持つ回答者の割合は前年より12.8ポイント上昇して41.7％となり、2013年の調査開始以来最高となった。
日本に対して悪い印象を持つ人の割合は10.6ポイント下がり、過去最低の42.7％となった。
調査は8月26日から28日までオンラインで実施され、18歳以上の1,006人から有効な回答を得た。
日本に対して好意的な印象を持つ回答者のうち、53.6％が「日本人は親切で誠実」と回答し、30％が「日本の食文化やショッピングに興味がある」と回答した。約6割が日本を訪問したことがある。
一方、日韓両国の歴史問題については否定的な意見が多かった。韓国政府が佐渡金山の世界遺産登録を受諾したことについては約６割が批判的だった。徴用工問題については、政府系財団が日本企業に代わって賠償金を支払うという政府の解決策を支持していないと答えた人も約４割に上った。
EAIのユル・ソン会長は、観光や文化交流などのおかげで韓国国民の間で日本のイメージは向上しているが、歴史問題に対する懸念は依然としてあると述べた。
ユル氏は、韓国政府は経済や安全保障の分野で日本と協力しながら、これらの問題で一定のバランスを取る必要があると述べた。
