ワシントン –
米法執行機関は「Flax Typhoon」という愛称で呼ばれる2番目の中国の大手ハッカー集団を壊滅させ、数千台の侵入された機器を同集団から奪い取ったと、FBIのクリストファー・レイ長官が水曜日に発表した。
レイ氏はワシントンで開かれたサイバーセキュリティ会議で、フラックス・タイフーンを運営しているのはインテグリティ・テクノロジー・グループという中国企業で、同社はIT企業を装いながら「中国政府の安全保障機関のために情報収集や偵察活動も行っていた」と述べた。
同じく水曜日に公表された勧告の中で、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのサイバー当局も、悪質なサイバー攻撃の背後にインテグリティ・テクノロジー・グループがいると非難し、6月時点で同社が世界中で25万台以上のデバイスに侵入したと述べた。