ローソンとその親会社である大手商社の三菱商事と通信事業者のKDDIは水曜日、デジタル技術を活用した「未来型」のコンビニエンスストアを来春、東京にオープンすると発表した。
東京都港区の複合施設「高輪ゲートウェイシティ」にオープンする新店舗には、商品を棚に補充したり調理したりできるロボットや、顧客に商品を勧める人工知能の看板が設置される予定だ。
介護や資産運用などについて遠隔で相談できるブースも設置する。
このプロジェクトは、2030年度までに店舗スタッフの作業負荷を30%削減することを目指しています。
ローソンの竹増貞信社長は水曜日の記者会見で、人手不足が取り組むべき最大の課題だと語った。
「世界で最も成長力のある店舗を目指している」と付け加えた。
KDDIはローソンの店舗を活用し顧客基盤の拡大を図りながら、プロジェクトへの技術支援も行う。
また、来月には定期購読サービスもリニューアルし、ローソン店舗で使えるクーポンを配布する予定だ。
ローソン、三菱、KDDIも防災・災害対策に関する協定を締結した。
4月にKDDIによるローソンへの株式公開買い付けが成功裏に完了し、8月にローソンは三菱とKDDIの両社による共同所有となった。