イーロン・マスク氏の「X」はソフトウェアの自動更新により、ブラジルでのソーシャルメディアネットワークの禁止を回避したと、ブラジルのインターネットプロバイダー協会が水曜日に発表した。
ブラジルの最高裁判所判事が先月、マスク氏との対立でXへのアクセスをブロックするよう命じた後、中南米で最も人口の多い国ブラジルでは、Xへのアクセスが一夜にして突然多くの人々に回復した。目覚めるとXが突然携帯電話で再び機能していることに気づいたブラジルのユーザーらは、判決が取り消されたかどうかの憶測で水曜日騒然となった。
ブラジルインターネット・電気通信事業者協会（ABRINT）は同日遅く、Xがアップデートで構造を変更し、サンフランシスコのサイバーセキュリティ企業Cloudflareと関連したIPアドレスを使用するようになったと説明した。このインターネットインフラプロバイダーは数百万のウェブサイトと連携し、多くのウェブサイトのトラフィックルーティングを支援している。
