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ウクライナ勝利計画、重要兵器をリストアップしロシア攻撃の承認を求める

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ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の戦争勝利計画には、ロシアを倒すために不可欠な軍事資源の詳細なリストや、長距離ミサイルを使ったロシア領土攻撃の許可要請が含まれると、政府高官が水曜日に明らかにした。

概要が初めて明らかにされたこの計画では、ウクライナ国内の兵器製造能力を強化するための投資の必要性も強調される。今月下旬にジョー・バイデン米大統領との首脳会談で発表される予定。

2022年2月に始まった戦争が長引く中、ウクライナは軍事、経済、政治、外交の面でロシアに圧力をかけるための具体的な措置を提案することで、和平努力を主導することを目指していると当局者は述べた。

ヴォロディミル・ゼレンスキー。 (ゲッティ/共同)

ゼレンスキー大統領は9月下旬にニューヨークで開催される国連総会に出席し、バイデン氏と、11月5日の米大統領選の候補者であるカマラ・ハリス副大統領とドナルド・トランプ氏の2人に勝利計画を提示する予定だ。

軍事面では、米国と英国が提供する長距離ミサイルを含む兵器について、勝利に必要な量と種類、納入期限、戦場への期待される影響などを明記する。

この計画は、ウクライナによるロシア西部クルスク地域への攻撃の成功を強調し、ロシア領土への攻撃の増加がウラジーミル・プーチン大統領率いるロシア国内で社会不安を引き起こすのに効果的であることを示唆するものでもある。

2024年9月17日、ウクライナ東部ミルノフラドで巡回中のウクライナ軍兵士が、ロシアの空爆で破壊された建物の前の様子を観察している。(AP通信/共同通信)

経済対策については、ウクライナのドローンやミサイルなどの兵器生産拡大のため同盟国に投資を求めるとともに、ロシアの戦争継続能力を弱める新たな制裁の実施を求める。

この計画における政治的な動きには、ウクライナのNATOへの早期加盟要請が含まれる。外交的には、ロシアが貿易面で依存している「グローバル・サウス」新興国との関係を強化し、モスクワへの圧力を最大化する必要性を強調することになるだろう。


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