子宮頸がんの疑いのある患者の尿からHPVタンパク質が検出される

早稲田大学などの研究チームは、子宮頸がんを発症する恐れのある患者の尿からヒトパピローマウイルス（HPV）のタンパク質を検出したと発表した。

このタンパク質は患者の尿中に微量しか含まれていないため、検出が難しい。研究チームは尿を子宮頸がんの早期発見に利用できる可能性を強調した。

ＨＰＶに含まれる特定のタンパク質が子宮頸がんを引き起こす物質として働く。早稲田大学の伊藤悦郎教授らの研究チームは、このタイプのタンパク質を高感度に検出する測定法を開発した。