シアトル –
米連邦調停官らは金曜日、航空機メーカーのボーイングの立て直しを脅かすストライキを終わらせるため、両社の交渉担当者と労組の交渉担当者が来週初めにも交渉のテーブルにつく予定だと述べた。
米連邦調停和解局は金曜遅く、組合員がボーイングの契約提案を圧倒的多数で拒否しストライキに入ってから1日も経たないうちに、双方と協議した後、連邦調停者を交えて両当事者を招集すると発表した。
「両社は来週初めに会合を再開する」と同社は声明で述べた。シアトルとポートランド地域でボーイング社のベストセラー機737MAXやその他のジェット機を生産する国際機械工・航空宇宙労働組合(IAM)の3万人以上の組合員が16年ぶりの完全契約に投票し、94.6%がボーイング社の提案を拒否し、96%がストライキに賛成した。組合員らは同社が提示したよりも良い賃金の提示を求めて闘うことを誓った。