セブン&アイ・ホールディングスの買収提案をめぐる騒動により、投資家はイオンなど他の日本の小売業者への関心を高め、株価が上昇した。
時価総額で日本第3位の小売企業であるイオンの株価は、今年に入ってから26%上昇し、今週は過去最高値に達した。この急騰は、アリマンタシオン・クシュタールがセブンイレブンの所有者に対する買収提案の引き上げを協議していると事情を知る人物が語ったことを受けて起きた。家具販売のニトリホールディングスなど他の小売企業は、日本の株式市場全体を上回る業績を上げている。
金曜日の東京市場では、イオン株が1.4%上昇、セブン&アイ株が1.3%下落し、東証株価指数は0.8%下落した。