政府の統計によると、2022年度、日本で児童虐待により死亡した生後12か月未満の乳児は25人で、児童虐待による死亡者56人のうち44.6%を占めた。
児童家庭局が児童相談所のある都道府県や市を対象に行った調査では、無理心中事件も含めると虐待により死亡した児童は72人だった。
2023年4月に撮影された資料写真には、東京にある児童家庭局の看板が写っている。(共同通信)
被害者56人のうち、ネグレクトが42.9%、次いで身体的虐待が30.4%を占めた。
23件のケースでは実の母親が主な虐待者だったが、6件では実の父親が加害者だった。両親が責任を問われたケースは7件あった。
委員会はまた、15人の新生児が死亡したが、そのうち7件についてはセンターや地方自治体などの当局が何の措置も取らなかったことも明らかにした。
同局のウェブサイトで公開されるビデオは、児童虐待への対応と防止を当局がより適切に行えるよう、初めて作成されたものである。
調査を実施した同庁の相沢正志座長は「(児童虐待による)死亡事件数の減少につながることを期待する」と述べた。
関連記事:
宗教団体の信者の子供のうち、政府の救済措置を支持するのはわずか8%