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オーストラリア人の3分の1以上が、決して退職できないと言っている

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水曜日に発表された調査によると、オーストラリアは世界で最も羨望を集める年金制度を誇っているにもかかわらず、国民の約40%が、退職時に十分な資金が貯まることはないと答えている。

オーストラリアの3兆9000億豪ドル(2兆6000億ドル)規模の年金業界は、最近ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)によって他国のモデル年金制度として海外で広く推奨されてきた。

しかし、ナティクシス・インベストメント・マネージャーズの調査に回答したオーストラリア人の40%は、「退職するには十分なお金がないという事実を受け入れる」という意見に同意した。

ナティクシスの最新の年次世界退職指数では、オーストラリアは7位にランクされた。この指数は、退職後の財政状況、健康、生活の質、物質的な幸福について44カ国を評価するものである。

2023年にまとめられた今年の報告書では、スイスがノルウェーからトップの座を奪った。

先進国では、公的年金費用は既に政府支出の最大の分野となっていることが多いが、今後数年間で急増すると予測されている。

ナティクシスの報告書によると、オーストラリアの退職者の割合は、現在の8%から今後40年間で19%に急増すると予想されている。

「オーストラリアの年金制度は充実しているものの、退職準備の適切さや、貯蓄を最大化する方法に対するオーストラリア人の理解については懸念が残る」とナティクシスは報告書で述べた。

1990年代初頭に創設されたオーストラリアの年金制度では、現在、雇用主は従業員の給与の11.5%に相当する拠出金を支払うことが義務付けられている。

米国ではそのような要件はなく、英国ではごく最近になって最低限の拠出を義務化したばかりだ。

世界的に、ナティクシスの調査回答者の19%は、100万ドルを貯蓄しても退職する余裕がないと答えており、報告書では金利やインフレなどの要因が主な懸念事項として挙げられている。



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