滋賀県の琵琶湖でカヤックをしていた大学生のグループが、カヤック3艘が転覆し、夕方早くに行方不明になったと報告されたが、月曜日遅くに全員が無事に岸に戻った。
午後6時頃、日没間近であったにもかかわらず、約20人からなるグループがまだカヤックを漕いでいたようだと通行人から警察に通報があったと、近くの大津北警察署の副署長、宮脇一幸氏が火曜日に語った。
警察官が現場に到着したところ、大津市のびわこ成蹊スポーツ大学の学生約50人が湖でカヤックをしており、約30人が時間通りに岸に戻れなかったことが判明したという。
行方不明の学生全員が自力で岸に戻ったのは午後9時過ぎになってからだった。3艘のカヤックが転覆したため、数人の学生は暗闇の中を泳いで戻らなければならなかった。
負傷者はいなかった。
学生たちは、日本最大の淡水湖であるこの湖では当時、強風と高波があったと述べた。
びわこ成蹊スポーツ大学は月曜日遅くに声明を発表し、学生全員の無事を確認し、事件について謝罪した。
「ご心配やご不便をおかけしたことに対し、心よりお詫び申し上げます」と声明では述べている。