国務省によると、米国、日本、韓国の当局者は金曜日にソウルで会合し、北朝鮮によるサイバー脅威に対抗する方策を協議した。
同省によると、北朝鮮問題に関する各国の作業部会は、サイバー活動や第三者パートナーを通じて北朝鮮が資金を集め、資金洗浄する能力を阻止するための三国間協力の進展を評価した。
米国、日本、韓国の約20の政府機関の関係者らは、自主的な制裁措置や、この問題に対処するための民間部門の取り組みについても協議した。北朝鮮は、違法なサイバー活動で得た資金を兵器開発計画の資金として利用していることが知られている。
この会談は、昨年8月にキャンプデービッドの米大統領別荘で3カ国首脳がさまざまな分野で3カ国協力を深化・拡大することで合意して以来、3回目となる。
米国代表団は、国務省の北朝鮮担当副特別代表セス・ベイリー氏が率いており、日本と韓国の熊谷直樹氏と李俊一氏が率いるチームと会談した。
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