職場でのいじめの疑いで告発された兵庫県の斉藤元彦知事は、金曜日の公聴会で、職権乱用はしていないと強く主張し、告発を行った県庁内の内部告発者が法律で保護されるべきだったとは今でも思わないと述べた。
斉藤知事は、3月に県庁職員やメディアの間で暴露文書が出回って以来、一連の論争の中心となっている。その文書では、職場でのいじめ、政治活動法違反、公務員としての贈り物の要求や受け取りなど、知事のさまざまな不正行為が告発されている。
斉藤知事は金曜日、県当局から、内部調査が終わるまで文書作成者に対する懲戒処分を待つよう提案されたことは「記憶にない」と述べ、文書の不正行為で告発された副知事に調査を任せることは問題ないと考えていると述べた。