インド、ハリドワール –
過激派がインドでイスラム教徒の隣人を家から追い出してから1年が経ち、被害者たちは、自分たちがヒンズー教の「聖地」と考える場所からイスラム教を追い出そうとする迫害者たちのせいで絶望の中で暮らしている。
モハメド・サリムさんは、北部ウッタラーカンド州の森に覆われた丘に囲まれた一見静かな町、プロラのイスラム教徒少数派コミュニティに対して2023年5月に勃発した運動を思い出すと身震いする。
「もしあの日逃げていなかったら、彼らは私と私の家族を殺していただろう」と、3人の幼い娘を持つ既婚の父親、サリムさん(36歳)は語った。