文化遺産の保存に取り組む非政府組織、国際記念物遺跡会議(イコモス)は、福岡県北九州市に対し、新たに発見された明治時代(1868~1912年)の遺跡を破壊する再開発計画を中止するよう求めた。
国際コモスのテレサ・パトリシオ会長は関係当局に宛てた書簡で、市に対し、発掘調査と工事を中止し、門司駅の133年前の遺跡をどのように保存するかについて専門家と協議を始めるよう求めた。
「ICOMOSは、市当局がこの国内および国際的に重要な文化遺産を無視していることを深く遺憾に思い、失望している」とパトリシオ氏は書簡に記した。。