ベルリン/フランクフルト –
フォルクスワーゲンのオリバー・ブルーメ社長は、すでに電気自動車の需要減退や中国のライバル企業と戦っているが、今度はチームプレーヤーとしての立場を捨て、さらにもう一つの手強い敵、ドイツの強力な労働組合に立ち向かわなければならない。
今週、フォルクスワーゲンが30年続く雇用保障計画を廃止するだけでなく、ドイツ工場の閉鎖も検討していることを明らかにし、欧州最大手の自動車メーカーに対する圧力が明らかになった。
フォルクスワーゲンの株主ユニオン・インベストメントのポートフォリオ・マネージャー、モーリッツ・クロネンバーガー氏は、これらを同社の「二大聖牛」と呼んでいる。