ウォール街の暴落と円高により、日本の主要輸出企業の需要が落ち込んだため、日本株は1か月前に弱気相場に入って以来、最悪の下落に向かっている。
ルネサスエレクトロニクスなどの半導体メーカーが主導し、日経平均株価は4%下落した。米司法省から召喚状を受け取ったとの報道を受け、エヌビディアが時間外取引で下げ幅を拡大したためだ。東証株価指数は3.4%下落し、ルネサスとソシオネクストは8%以上下落した。
「昨夜の米国株安を受けて日本株が急騰したことは、両市場のつながりを浮き彫りにするだけでなく、円と現地株の相関関係が強いことも示している」と、シンガポールのロイヤル銀行アジア通貨戦略責任者アルビン・タン氏は述べた。「日本株の強気相場の多くは、良くも悪くも通貨安と結びついていたことがわかる」