2021年東京五輪の柔道男子100キロ級金メダリスト、日本のアーロン・ウルフ選手は月曜日、来年6月に行われる全国実業団選手権を最後に引退すると発表した。
父がアメリカ人、母が日本人である28歳の彼は、出身地である東京葛飾区の青木克典区長を表敬訪問した後にこの計画を明らかにした。
柔道家のアーロン・ウルフ選手(左)が、2024年9月2日の表敬訪問中に、東京葛飾区の青木克典区長と記念撮影をしている。(共同)
ウルフ選手はパリオリンピックで7位に終わり、12月に東京グランドスラムで最後の国際試合に出場する予定だ。
「後悔はしていない」とウルフ選手は言う。「日本での試合を多くの人に観てもらいたい。柔道を楽しむ時間を自分に与えることにした」
ウルフ氏は「すぐにコーチになるつもりはない」と述べ、引退後の進路については決めていない。
2021年7月29日、東京・日本武道館で行われた東京五輪の男子柔道100キロ級決勝で、韓国のチョ・グハム選手に勝利した日本のアーロン・ウルフ選手の反応。(共同)
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