調査会社帝国データバンクの調査によると、日本の大手食品メーカー195社の計1,392製品の価格が9月に値上げされる。
値上げ品目数は前年比35.2%減となったが、1000品目を超えたのは4月以降初めて。
帝国データバンクによると、原材料費の高騰と円安により値上げ圧力が続いているものの、消費への影響を懸念して企業は値上げに踏み切るのが困難になっているという。
調査対象企業のうち、ニッスイは冷凍食品37品目を2~11%値上げする。ニチレイフーズ、マルハニチロ、日清冷凍食品は惣菜やパスタなどの商品を値上げする。
味の素AGFはコーヒー製品116品目を値上げし、ネスレ日本とUCC上島コーヒーもボトル入りコーヒー製品で同様の値上げを行う。
アイスクリームでは、明治の「エッセルスーパーカップ」と森永製菓の「チョコモナカジャンボ」が来月から値上げされる。