新日鉄住金など日本の鉄鋼メーカーは、日本市場を守るため、世界最大の鉄鋼生産国である中国からの安価な鉄鋼輸入の抑制を検討するよう日本政府に求めていると、新日鉄住金の森隆弘副会長がインタビューで述べた。
新日鉄が世界展開の鍵となるUSスチールの買収を完了させようとしている中、この取引の首席交渉者である森氏は、6月にミネソタ州のティム・ウォルツ知事と会談した際に買収に対する支持を得たとも述べたが、民主党副大統領候補になってからは取引についてコメントしていない。
中国の鉄鋼輸出量は2024年上半期に24%増の5,340万トンとなり、年間1億トンに達する見込みだ。