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トヨタ7月の世界生産は0.6%減、6か月ぶりの小幅減少

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トヨタ自動車は木曜日、7月の世界生産台数が前年同月比0.6%減の80万4610台となり、6カ月連続の減少となったが、国内生産が堅調だったため減少幅は過去最小となったと発表した。

7月の数字は前月の12.9%減から改善し、国内生産台数は6月の18.8%減から0.1%増の309,118台となった。

トヨタは、リコールのため4月に生産停止となったプリウスの生産を6月中旬に日本で再開した。このハイブリッドモデルは、車両試験で政府の基準に完全に従わなかったことを認めた最近の車両認証スキャンダルを受けて、他の3つのモデルの生産停止を補うものとなった。

トヨタの海外生産台数は、北米と欧州での堅調な生産が中国での9.6%減によって相殺され、1.0%減の49万5,492台となったと発表した。

同社の世界販売台数は、営業日数が月間少なかった北米と、現地生産のより手頃な電気自動車の人気が高まっている中国での販売減により、0.2%減の85万7982台となった。

イタリアでは政府の補助金により販売台数が2倍以上に増加したが、2大自動車市場での損失を補うには至らなかった。海外全体の販売台数は0.1%減の71万7629台となった。

トヨタによると、日本では人気のスポーツ用多目的車「ヤリスクロス」を含む3車種の生産中止により、販売台数が0.6%減の14万353台となった。

トヨタを含む日本の大手自動車メーカー8社によると、7月の全世界での自動車生産台数は合計205万台で、前年比0.5%減少した。

中国での競争激化により生産台数は減少し、日産自動車は前年比12.5%減の23万7462台となった。

同社のデータによると、世界全体の販売台数は0.1%増の202万台となった。


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