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日本はパリパラリンピックで記録的なメダル獲得を目指す

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日本は水曜日にパリで開幕するパラリンピックで、2004年のアテネ大会で獲得した52個のメダルを上回る記録的なメダル獲得を目指している。

メダル候補の一人に、車いすテニス界のセンセーション、18歳の織田時人選手がいる。世界ランキング2位で、グランドスラムのシングルスで4回優勝している織田選手は、金メダルの最有力候補と目されている。

日本は2021年の東京大会で13個の金メダルを獲得した。車いすテニスの名選手、国枝慎吾は昨年引退したが、パリでは10人の強豪選手の活躍に大きな期待が寄せられている。

ファイル写真は、パリで開幕予定のパラリンピックを前に、2024年8月26日にフランスの首都で練習する日本の車いすテニス選手、織田時人選手を示している。(共同)

その中には、男子100メートル平泳ぎに出場する知的障害のある水泳選手の山口尚英選手や、女子車いすバドミントンシングルスに出場する里見紗理奈選手がいる。両選手とも金メダルの最有力候補とみられている。

東京でパラ自転車競技の金メダルを2個獲得した杉浦恵子さん(53)は、日本最年長の金メダリストとしての記録を更新するとともに、メダルコレクションを増やすことを目指している。

東京で2つの金メダルを獲得した車いす陸上選手の佐藤友樹選手も、フランスの首都でパラリンピック連勝を続け、男子T52級400メートル走で優勝することを目指している。

日本は175人の選手を派遣したが、これは海外パラリンピックチームとしては過去最多であり、過去最高の168の代表団から約4,400人の選手が参加した。

ロシアはウクライナ侵攻によりオリンピックから除外されており、モスクワの同盟国であるベラルーシも同様だが、両国の選手96人は中立国として競技に参加することが認められている。

9月8日まで開催されるパラリンピックでは、22競技で549のメダル競技が行われる。

パリが初のパラリンピック開催に向けて準備を進める中、主催者は市中心部のシャンゼリゼ通りとコンコルド広場を使った華やかな開会式を約束している。

7月のオリンピック開会式でセーヌ川を船でパレードしたように、「ゲームは広く開かれている」というテーマに沿って、パラリンピックの開会式も従来のスタジアムの外で開催され、イベント前に交通規制が実施される。

主催者によれば、障害者のための世界最大のスポーツイベントのチケットは200万枚以上売れたという。

国際パラリンピック委員会のアンドリュー・パーソンズ会長は記者会見で、パリ大会は「これまでで最も壮観な大会」になるだろうと自慢した。


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