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日本は鹿児島県に台風特別警報を発令した。

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日本の気象庁は水曜日、すでに被災地で多数の負傷者を出している強力な台風シャンシャンが接近していることから、同国南西部の鹿児島県のほとんどの地域に異例の台風特別警報を発令した。

気象庁は、台風は九州南西部の屋久島の南を北上しており、勢力を維持して木曜日に九州に上陸する可能性があると発表した。

トヨタ自動車は混乱を予想し、水曜遅くに全国14工場を休止し、鉄道事業者は一部運行の中止を発表した。

台風10号の接近により、鹿児島県枕崎市の海岸では28日、高波が観測された。(共同)

鹿児島県と隣接する宮崎県によると、水曜日の時点で台風の影響で計9人が負傷した。

JR西日本は、山陽新幹線の広島・博多間の運転を木曜午後から取りやめると発表。JR九州は同日午後までに全ての普通列車と新幹線の運行を取りやめると発表した。

東海道新幹線は水曜日の夜、静岡と掛川間の列車の運行が中止されたと運行会社は発表し、中部地方に設置された雨量計が規制値に達したと付け加えた。

台風の接近により、水曜日には宮崎県と鹿児島県の空港を結ぶ航空便も一部欠航となった。

住民は強風や高潮、高波に備えるよう警告されており、気象庁は状況が悪化する前に避難の準備をするよう呼びかけている。気象庁は台風の風が家屋を倒壊させる恐れがあると述べた。

鹿児島県は、水曜午後3時時点で28市町村に478カ所の避難所を開設し、1,656人の住民が避難していると発表した。宮崎県は211カ所の避難所を開設し、583人が避難していると発表した。

一部の地域では24時間で最大600ミリの雨が降ると予想されている。気象庁によると、嵐の勢いが遅いため、強風と大雨が長時間続く恐れがあり、危険性が増す可能性がある。

トヨタに加え、マツダも広島県と山口県の2工場の操業を木曜夜から翌日の午後遅くまで停止すると発表した。

台風特別警報は、非常に強い暴風雨が発生した場合に発表される。2022年に台風10号が接近した際にも、沖縄県以外では初めて鹿児島県に同様の警報が出された。

気象庁は、生命の危険がある状況を示す大雨特別警報が鹿児島県と宮崎県にも別途発表される可能性があると発表した。

気象庁によると、台風は午後9時現在、屋久島の北西約40キロの海上で時速10キロで北上中。中心気圧は935ヘクトパスカル。


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