関脇貴景勝は火曜日、来たる大相撲秋場所で大関に昇進できるよう全力を尽くすと語った。
天皇杯を4度制覇したこの場所は、7月の場所で降格の危機に瀕した「カド番」大関として5勝10敗の負け越しを記録した後、競馬界で2番目に高い番付から降格した。
日本相撲協会の規定により、9月8日から22日まで両国国技館で行われる場所で10勝以上すれば、自動的に大関に昇進できる。
Takakeisho (facing camera) attends a meeting of sumo wrestlers at Ryogoku Kokugikan in Tokyo on Aug. 27, 2024. (Kyodo)
「全力を尽くす。それは変わらない」と貴景勝は語った。「最高の相撲が取れれば、勝利はついてくる」
長年大関として君臨した貴景勝が計30場所にわたって保持した地位を放棄するのを見て、一部の相撲ファンは衝撃を受けたかもしれないが、貴景勝自身は自分の運命を受け入れていた。
「突然順位が下がると知ったらショックを受けるかもしれないが、結果がすべてだ」と彼は語った。「勝てなかったからこうなっただけだ」
兵庫県出身の彼は、7月の大会後に首の痛みの治療を受け、柔道競技を含むパリ五輪に熱中した。
彼は、年に6回大相撲が行われるプロの相撲界は、4年に1度開催されるオリンピックよりも寛容であり、力士が不振な成績を挽回する機会がより多く与えられていると語った。
「オリンピックは4年に一度しか開催されないが、もしフラストレーションを感じても、あと1カ月半で挽回するチャンスがある」と彼は語った。
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