日本の観光庁は火曜日、訪日旅行者の消費拡大を目指し、化粧品、酒類、食品、医薬品などの消耗品の購入に対する50万円(3,500ドル)の免税制限を撤廃することを検討していると発表した。
税制改革法では、25年度の要望書で、免税品を日本から出国する前に消費や転売を防ぐために設けている袋詰め・密封の義務を廃止するよう求めた。
出国時に所持が確認されれば税金が戻ってくる制度に変更する見通しで、詳細は2025年度の税制改正で詰める。
一方、国籍を問わず出国する旅行者1人当たり1000円を課す出国税は、2025年度に過去最高の470億円に達する見通しだ。
日本では、外国人観光客が自国で使用することを目的に5,000円以上の商品を購入する場合、消費税が免除されます。
同庁は、高級酒や化粧品の需要に応えるには、1店舗当たり50万円という現在の消耗品の1日あたりの上限額は低すぎると考えている。電化製品や衣料品などの耐久消費財には、このような上限額はない。
同庁は、免税品の包装・封印義務は、過剰なプラスチック使用に対する環境配慮から、一部の外国人観光客に不評だとし、この規則を廃止すれば店舗の負担も軽減されると付け加えた。
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