今月の売りからのセンチメントが回復する中、2件の大型新規株式公開により、今年の日本株式市場で調達された資金の額はおよそ3倍になる可能性がある。
事情に詳しい関係者によると、地下鉄を運営する東京メトロは早ければ10月にも3500億円(24億ドル)を調達する可能性がある。半導体メーカーのキオクシアホールディングスは今後数週間で約5億ドルの調達を目指しているとブルームバーグが金曜に報じた。
ブルームバーグがまとめたデータによると、日本での今年の新株発行による調達額は約14億5000万ドルにとどまり、2023年の同時期と比べて40%以上減少した。