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タイ、アジア初の新型MPOXウイルス株の症例を確認

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世界保健機関がアフリカでの流行を新たな世界的健康上の緊急事態と宣言した後、病原体がより多くの地域に広がる中、タイではMPOXウイルスの新たな変異株が検出された。

タイ保健省疾病管理局によると、系統Ibの検査で陽性となった患者は、先週アフリカからバンコクに到着したヨーロッパ人男性だった。当局は患者の濃厚接触者43人を特定し、監視下に置いた。

ポリオウイルス感染症に関連する病気や症状を呈していた患者は、バンコク到着翌日の8月15日に入院した。木曜日の臨床検査で変異株がIb系統であることが確認され、タイはその結果を世界保健機関に報告する予定であると保健省は発表した。

致死率3%のこの新型ウイルスは、アフリカ諸国に広がり、コンゴ民主共和国では500人以上が死亡したと報告されている。子どもや若者も感染しており、5歳未満の患者の致死率は60%を超えていることが分かっている。

2022年に発生し、主に男性同士の性行為を通じて広がった以前のより軽度の変異株とは異なり、体液を含む病変を引き起こす現在の変異株は、あらゆる種類の性行為やその他の密接な身体的接触を通じて広がっている。

中国からインド、パキスタンに至るアジア諸国(その多くは人口密度が高い)は最近、監視を強化している。感染国からの渡航者は症状の自己申告を求められ、病院は感染の疑いがある患者に警戒を強めている。



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