政府のデータによると、7月の日本への外国人旅行者数は329万人で、前年同月比41.9％増となり、円安の影響で単月としては過去最高を記録した。
日本政府観光局によると、最新の数字はコロナウイルスのパンデミックが始まる前の2019年7月と比較して10.1％増加し、5か月連続で300万人の大台を超えた。
同協会によると、１～７月の累計来場者数は約２１０７万人となり、過去最速のペースで２０００万人を超えた。
2024年6月20日撮影、海外からの観光客で賑わう京都の街並み。（共同）
しかし、2030年までに年間6000万人の外国人観光客誘致を目指している日本は、観光客の急増により、需要に応えられない宿泊施設での人手不足や、交通渋滞など観光ブームがもたらす悪影響など、多くの課題に直面している。
データによると、韓国、ベトナム、台湾を含む19の国と地域からの訪問者数も7月としては過去最高を記録した。
国・地域別では中国が77万6500人で前年比約2.5倍と最も多く、昨年1位だった韓国が75万7700人で前年比20.9％増で続いた。
台湾は57万1700人で3位で、前年同期比35.4％増、香港は27万9100人で29.0％増だった。同組織の暫定データによると、米国からの訪問者数は25万1200人で、前年比26.3％増だった。
データによると、フィリピンからの旅行者も前年比7.3％増の5万5500人、タイからの旅行者も7.8％増の5万3500人と目立った。
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