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辺野古への米軍基地移転に地元住民は無力感

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沖縄県名護市辺野古沿岸部大浦湾側への米軍基地移設工事の全面中止を求める抗議活動が続く中、住民の中には無力感を募らせる者もいる。

防衛省沖縄防衛局が火曜日、沖縄県宜野湾市にある米海兵隊普天間飛行場の機能を引き継ぐため名護市辺野古に新たな施設を建設するプロジェクトの一環として工事を開始したため、学生や市民団体が抗議活動を行った。

一方、住民の中村義勝さん(72)は「海上での工事は止められないので残念だ」と話した。妻の俊子さん(72)は「抗議活動を続けているが、効果がない。国が工事を見直せばいい」と語った。

「私たちには何もできない」と、辺野古で店を営んでいた京田正義さん(75)は言う。政府が地元とさらに協議を重ねていくことに期待を示しつつ、「私たちが何を言っても工事は止まりません」と語った。

辺野古在住の50代女性は「今さら工事をやめるよう説得するのは難しい。基地はいらない。でも理想と現実にギャップがある」と語った。

女性は、普天間基地の辺野古移設反対を訴え続けてきた義母が入院していることに触れ、「高齢化で反対する住民が減っている」と指摘。



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