北京 –
中国では失業率の上昇により、何百万人もの大学卒業生が厳しい状況に追い込まれており、中には低賃金の仕事を受け入れざるを得なくなったり、親の年金で生活するしかない者もいる。この苦境により、「腐った子供たち」という新たな労働者階級が生み出されている。
このフレーズは今年、ソーシャルメディアの流行語となり、2021年以来中国経済を悩ませてきた何千万もの未完成住宅を指すキャッチフレーズ「腐った建物」と類似している。
今年は、新型コロナウイルス感染拡大による混乱や、国内の金融、テクノロジー、教育分野に対する規制強化により労働市場が低迷する中、過去最多の大学卒業生が就職活動を行っている。
