環境・社会・ガバナンス(ESG)投資は、世界的には停滞しているものの、日本では活況を呈している。日本の中道的なアプローチにより、企業や金融市場にとって受け入れやすく、長期的に見てより持続可能な提案となっている。
「日本の動向は世界の動向とは明らかに異なっている。そのペースは鈍っていない」とみずほ証券のシニア・サステナビリティ・ストラテジスト、勝木康信氏は言う。
ESG は、投資家に資本を投下する際に利益以外の優先事項を考慮するよう強いる。特に米国では、政治とビジネスを混同しているとして ESG がますます攻撃を受けている。