観光庁は水曜日、2024年最初の9か月で訪日外国人による支出額が5兆8000億円(390億ドル)に達し、2023年に記録した通年の記録である5兆3000億円を超えたと発表した。
同庁の関連会社である日本政府観光局の別のデータによると、この結果は、日本を訪れる外国人観光客の数が54.7%増加し、同期間中に2,690万人に達したことを反映している。
日本では円安の影響で観光ブームが起きており、外国人観光客の購買力が高まっている一方、日本のアニメ、マンガ、その他のサブカルチャーは引き続き外国人観光客にとって大きな魅力となっている。
同庁によると、7~9月期の宿泊費や買い物費などの旅行関連費用は計1兆9000億円だった。
9月だけで日本を訪れる外国人観光客の数は前年比31.5%増の290万人となった。
国・地域別では、韓国が日本との間のチャーター便の運航が増え、15.1%増の65万6700人でトップとなった。
JNTOによると、両国間のローカル便の利用が増えたため、9月に中国から日本を訪れた人は約65万2300人で、前年同月の2倍以上となった。
JNTOのデータによると、台湾が22.2%増の47万600人で3位、次いで米国が22.5%増の19万1900人だった。
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