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53歳の自転車選手、杉浦恵子が再び表彰台に輝く

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53歳のロードバイク選手、杉浦恵子選手は土曜日、日本最年長の金メダリストとしての記録を更新し、パラリンピックの表彰台で再び輝きを放った。

「信じられない。本当によかった」と杉浦選手はパリ五輪最後の大会となった女子C1-3ロードレースで優勝した後語った。

杉浦選手は、東京での初出場で日本人最年長のパラリンピック金メダリストとなった際、同じ障がい者から連絡があり、彼女がパラスポーツで競うきっかけになったと言われたという反応に驚いた。同年代の人たちも、彼女の活躍が自分たちに希望を与えてくれたと語った。

日本のパラサイクリスト杉浦恵子選手が、2024年9月7日、パリ近郊で行われたパリパラリンピックの女子C1-3ロードレースに出場した。(共同)

杉浦さんはパラスポーツが人々に与えた影響に感動した。パリ大会に向けて「またみんなに笑顔を届けたい」と語った。

しかし杉浦選手は、過酷なトレーニングのせいで身体に支障をきたし始めている。右半身に麻痺が生じ、過酷なトレーニングスケジュールのせいで左膝に痛みが出ている。

彼女はまた、慢性的な股関節の痛みを抱えており、昨年はトレーニングができず落ち込んだ時期もあった。

「引退したほうが良いのかと思いました」と彼女は語った。

2024年9月7日、パリ近郊で行われたパリパラリンピックの女子C1-3ロードレースで優勝し、金メダルを手にする日本のパラサイクリスト杉浦恵子選手(中央)。スイスのフルリナ・リグリング選手(左)が銀メダル、米国のクララ・ブラウン選手が銅メダルを獲得した。(共同)

しかし彼女は諦めなかった。膝への負担が少なく、座ったまま脚にウェイトトレーニングができる器具を使って筋力トレーニングを始めた。彼女によると、太ももは3年前と比べて4~5センチ太くなったという。

杉浦選手は、オリンピックに3度出場した経験を持つ飯島誠自転車競技コーチの指導の下、スプリント力の強化に励んでおり、最高速度が時速4キロほど向上したという。

土曜日、杉浦選手は57キロの女子ロードレースで常に先頭を走り、パリ近郊のクリシー・スー・ボアで行われた4人によるスプリントで優勝した。

「この結果に誰もが満足すると思います」と杉浦氏は語った。


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