2024年7月28日 11時14分(日本時間)
パリ(時事通信)―日本の角田夏実選手は土曜日、パリ五輪の柔道女子48キロ級で金メダルを獲得し、アジア諸国に夏季五輪初のメダルをもたらした。
彼女は決勝でモンゴルのバブドルジ・バーサンクフを破った。彼女は2004年アテネ大会の谷亮子以来、オリンピック女子48キロ級で優勝した初の日本人柔道家となった。
角田選手の金メダルは、日本にとって500個目の夏季オリンピックメダルとなる。日本がオリンピックに初出場したのは1912年のストックホルム大会だった。1920年のアントワープオリンピックでは、熊谷一也選手が男子テニスシングルスで銀メダルを獲得し、これが日本にとって初のオリンピックメダルとなった。
2021年の東京オリンピックで日本が獲得した夏季オリンピックのメダル総数は499個に達した。
パリオリンピックの他の日本人柔道選手の中では、永山龍樹が男子60キロ級で銅メダルを獲得した。
男子サッカーでは、日本はパラグアイに5-0で圧勝した後、グループステージ第2戦でマリを1-0で下し、準々決勝に進出した。
52年ぶりのオリンピックメダルを狙う日本男子バレーボールチームは、グループリーグの初戦でドイツに2対3で敗れた。男子バスケットボールでは、日本はグループリーグの初戦でドイツに77対97で敗れた。
水泳では、日本の平井瑞希選手と池江璃花子選手が、女子100メートルバタフライ予選でそれぞれ総合2位と14位となり、準決勝に進出した。その後、平井選手は決勝に進出したが、池江選手は敗退した。
かつて女子テニス協会のシングルスランキングでトップに立った大坂なおみ選手は、パリ五輪の女子テニスシングルス1回戦で、同じく元世界1位のドイツのアンゲリク・ケルバー選手に敗れた。
卓球の混合ダブルスでは、張本智和と早田ひなの日本のペアが1回戦で敗退した。
日本は男子体操団体戦で決勝に進出した。
パリ大会のイベントは、前日にセーヌ川で行われた開会式に続き、土曜日から本格的に始まった。