7月15日に奈良で行われた長距離タイムトライアル大会で、東大阪敬愛高校2年生の久保凜さん(16歳)は、2週間前の日本タイトル、金曜日の4x800mの日本記録に続き、800mの日本記録も更新し、1:59.93という新記録で2分を切った初の日本人女性となった。これまでの新記録2:00.45は、2005年6月5日に杉森美穂さんが樹立したもの。久保さんは、自分が生まれるほぼ3年前に樹立されたこの記録を0.52秒短縮し、2分の壁を破った日本人女性初の選手となるという大きな目標の1つを達成した。 また、2週間前の全米選手権で記録したU18のNR2:03.13を大幅に更新し、3日前のNR設定の4x800mで最初の400mを56.8で通過した2:01.9のスプリットも上回った。翻訳者注:スタジアムアナウンサーによる久保の100mのスプリット:14-28-43-58-1:13-1:29-1:44-1:59.93世界中で、彼女の1:59.93は、グレートブリタニアの17歳のフィービー・ギルの1:57.86に次ぐ、今年のU18で世界で2番目に速いタイムである。