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首相、親族との初会談で拉致被害者の北朝鮮からの帰国を誓う

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石破茂首相は木曜日、数十年前に北朝鮮に拉致された日本人を連れ戻すと約束したが、長年の問題を解決するために連絡事務所を設置するという彼の計画は拉致被害者の家族らの反対に遭った。

石破氏は首相として家族らと初めて対面で面会し、この問題の緊急性を「時間との勝負」と強調し、北朝鮮の指導者金正恩氏との首脳会談開催に意欲を表明した。

石破氏は官邸での会談で「何としても問題を解決しなければならないという認識は政府と共有しており、全力を尽くしていきたい」と述べた。

2024年10月17日、東京の首相官邸で、1977年に13歳で娘めぐみさんを北朝鮮に拉致された横田早紀江さん(手前)と面会して話す石破茂首相(共同通信)

政府は1970年代と1980年代に北朝鮮に拉致されたとして17人を公式にリストしており、他の多くの失踪事件にも拉致容疑がある。北朝鮮は拉致問題は解決済みだと主張している。

姉のめぐみさんも拉致被害者の一人である横田卓也氏は、石破氏が構想している日本と北朝鮮に連絡事務所を置くという考えには「強く反対」していると語った。

家族会代表の横田氏は首相に「時間稼ぎ以外の何にもならない」と語った。しかし横田氏は後に記者団に対し、石破氏には「在任中に問題を解決するという強い意志」があると感じたと語った。

1977年に13歳で娘めぐみさんを北朝鮮に拉致された横田早紀江さん(C)が、東京の首相官邸で石破茂首相との会談で話す。(共同通信)2024年10月17日。

日本も北朝鮮の核・ミサイル開発を懸念しており、北朝鮮とは国交がない。

石破氏の直前の前任者、岸田文雄氏は北朝鮮指導者との一対一会談に前向きだったが、首脳会談は実現しなかった。

めぐみさんの母、横田早紀江さんは娘が帰国するまで「決して諦めない」と述べ、石破氏に北朝鮮との首脳会談の調整を促した。


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