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韓国系として知られる京都の高校野球チャンピオン

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金曜日に全国高校野球選手権で初めて優勝した京都国際は、韓国系の民族学校として知られ、現在は多言語・異文化教育に重点を置いている。

京都に本拠を置くこの学校では、日本語、韓国語、英語の授業が行われており、生徒138人のうち61人が野球部に所属している。在校生と卒業生の大半は日本人である。

この学校の前身である京都朝鮮中学校は、親の仕事などの理由で日本に来た朝鮮人の子供たちに教育を提供するために1947年に設立されました。朝鮮は「チョーセン」と発音され、韓国の古い呼び名です。

同校は文部科学省の指導要領に沿ったカリキュラムを定める私立普通科中学・高等学校として京都府知事から認可され、2000年代初頭に現在の名称で開校した。

兵庫県の歴史的な甲子園球場で行われた東京の関東第一高校との試合で、同高校が2対1で勝利したことを受けて、日本と韓国の両国から祝福の投稿がソーシャルメディアに投稿された。

韓国の尹錫悦大統領は学校を祝福し、フェイスブックに「野球を通じて韓国と日本がさらに親しくなることを願っています」と投稿した。また「野球は感動的なスポーツなので、本当に素晴らしい」と付け加えた。

京都国際高校の選手たちが、2024年8月23日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた夏の全国高校野球選手権決勝で東京の関東第一を破った後、校歌を歌った。(共同)

しかし、ソーシャルメディア上には民族差別的な投稿も見られ、優勝後に歌われた韓国語の校歌には「東海」という言葉が含まれていた。これは韓国では日本と朝鮮半島の間の海域を指す言葉である。日本では「日本海」と呼んでいる。

同高校は2021年、春の選抜全国野球大会に初出場した際、「SNS上で根拠のない誹謗中傷が確認され、教育活動に支障をきたしている」とのコメントを発表した。

日本外務省のウェブサイトによると、韓国が日本海の呼称に反対し始めたのは1992年。この歌は、学校名が京都国際になる以前から、その年より前から歌われていた。

テレビ放送では、同曲が歌われる際に、学校側が提出した日本語訳に基づいて「東の海」という字幕が表示される。


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