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韓国、日本との協議を経て佐渡金山の世界遺産登録を認める見込み

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読売新聞ファイル写真
道遊の割戸は、新潟県佐渡市にある佐渡金山の一部で、山にV字型の割れ目がある。金鉱石を採掘する鉱夫たちの手作業によってできたものだ。

ソウル — 韓国外務省当局者は金曜日、新潟県佐渡市の佐渡金山がユネスコの世界遺産に登録される見込みであると述べた。

記者団に対する発言は、現在インドで開催中の世界遺産委員会で韓国が登録に反対しないという決定を示したものとみられる。

同当局者は、日本と韓国の協議は最終段階に入っており、特別なことが起きなければ金鉱山群は世界遺産に登録される見込みだと述べた。日本は韓国に対し、金鉱山の歴史全体を反映させると約束し、そのための実際的な措置を講じたと述べた。

韓国はこれまで、第2次世界大戦中に金山で強制労働を強いられたなどとして登録に反対していた。日本と韓国は今会期の世界遺産委員会の21カ国加盟国のうちの2カ国で、金山をめぐる議論が注目される。

ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議は6月、金山遺跡を「登録」に次ぐ「再委託勧告」とした。同委員会で状況改善を図るため、日本政府は金山遺跡の一部を世界遺産の候補地から除外するなどの対策に取り組んだ。



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