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静岡県知事選、野党候補が勝利

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The Yomiuri Shimbun
Yasutomo Suzuki

静岡、5月26日(時事通信)―日本の主要野党が支援する候補者が日曜、与党自民党が支援する候補者を含む5人の候補者を破り、静岡県知事に選出された。

静岡県浜松市の元市長で、無所属の鈴木康友氏(66歳)は、静岡の産業振興を公約に掲げて選挙戦を展開し、初めて静岡県知事選に勝利した。

鈴木氏は立憲民主党ともう一つの野党である国民民主党の支援を受けており、浜松市長に選出される前は立憲民主党の前身である衆議院議員を務めていた。

自民党が支援する無所属候補で、かつて総務省に勤務し、静岡県の元副知事を務めた大村慎一氏(60歳)の敗北は、先月行われた衆議院補欠選挙で3回敗北した与党にとって新たな打撃であり、岸田文雄首相の政権の運命に影響を与える可能性がある。

知事選挙は、15年間知事を務めた川勝平太前静岡県知事の辞任により空席となったポストを埋めるために行われた。

この選挙戦の争点は、計画中の磁気浮上式鉄道の県内建設を許可するかどうかだった。川勝知事は環境への影響を理由に建設に反対していた。

リニアモーターカー推進派の鈴木氏は、リニアモーターカー計画に伴う課題に対処する方法を真剣に検討すると述べている。

大村氏もこのプロジェクトの推進者だ。彼の敗北は、自民党を巻き込んだ注目を集めた政治資金スキャンダルが一因だった。

投票率は前回選挙より0.46ポイント下がり52.47%となった。



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