長崎地裁、原告の一部を原爆被害者と認定

長崎地方裁判所は月曜日、国が原爆被害者認定のために指定した地域外で、１９４５年に米軍が同市に投下した原子爆弾の被害を受けた人々の一部を被爆者として認定した。

松永真介裁判長が裁判長を務める同裁判所は、長崎県と長崎市に対し、訴訟の原告44人のうち15人に被爆者健康手帳を発行するよう命じた。原告のうち4人はすでに死亡している。

「国が指定した区域外にも（放射能を含んだ）『黒い雨』が降ったとみられる地域がある」と語った。